2025年桜めぐりその１

今年も、桜の開花状況と週末のお天気にハラハラしつつ、お花見しまくりました。

まずはオフィスから行きやすい御殿山庭園へ（↓）。徳川家康が建立した品川御殿の跡地だそうです。庭園内の桜は七分咲きといった感じでした（↓）。庭園の周辺も桜並木（↓）になっていて、美しいです。

公園内では、NHKのBSで生中継する大河ドラマ『べらぼう』関連イベントの準備が行われていました（↓）。ドローンを飛ばしたり、機材をセッティングしたり、中継って大変なんだなあと実感。「さくらまつり」中ということで、夜間にライトアップが行われていたのですが、夜もリハが続いていました（↓）。夜桜には、昼とは異なる美しさがありますね。番組ではこの桜が何度も写っていました（↓）。中継があった土曜日は、朝から雨だったので心配していたのですが、番組が始まるころには上がったようです。『べらぼう』にちなんで、江戸の桜の名所を数カ所中継するという内容でした。

翌日曜日は快晴！　待ってました、ということで野川沿いをお散歩（↓）。菜の花も咲き始めています。青空と桜のコントラストが美しい！（↓）日本の春ですね～（↓）到着した神代植物公園では、桜まつりのコンサートを聞きました。この写真は、最近コンサートの前座（？）に登場する深大寺の広報担当住職さん（↓）。４月末からスタートする元三大師像御開帳の宣伝をされていました。もちろん行くぜ！！　コンサートはジャズのユニットで、アンコールでOn the Sunny Side of the Streetを演奏してくれたのがうれしかったです（ただいま『カムカムエヴリバディ』の再放送を絶賛視聴中）。園内にはいろいろな種類の桜があるので、満開の桜もあれば、つぼみが固い品種もありました。こちらの枝垂れ桜は満開！（↓）横浜緋桜（よこはまひざくら）（↓）。横浜の名が付く唯一の桜で、横浜・港北区の育種家が品種改良したそうです。八重紅枝垂（やえべにしだれ）（↓）。エドヒガンの栽培種で、江戸初期から栽培され、「糸桜八重」とも呼ばれていたそうです。

墨染（すみぞめ）（↓）。平安時代の喪の色である薄墨色に咲く桜です。『遙か』ファンなら墨染寺の頼久さんイベントを思い出しますね～。現在のあのお寺の桜は細くて小さいので神子殿が登る訳にはいきませんが、神代の墨染は大木なので大丈夫そうです。満開だった神代曙（じんだいあけぼの）（↓）。ソメイヨシノが60年前後で倒木することが多いため、調布市の野川周辺の桜は徐々にこの神代曙に植え替えられつつあります。ちょっとピンクが濃いですね。ちなみに、神代曙の原木はこちら（↓）。寒咲大島（かんざきおおしま）（↓）。オオシマザクラの栽培品種。個体によって開花時期に差があるオオシマザクラのうち、極端に開花が早い品種をこう呼ぶそうです。葉と花が同時に見られる品種ですね。

桜の時期に同時に開花するハナモモもぜひチェックしたいですね。ハナモモは観賞用に品種改良された桃で、実はできますが食用には向いていません。赤色八重咲きの黒皮（くろかわ）（↓）。名前は濃い樹皮の色にちなんでいます。

1株に紅色・白色・紅白絞りの花が咲くことから、源平合戦に見立てて名付けられた源平枝垂（げんぺいしだれ）（↓）。日本人は、こういう品種に源平と名付けずにはいられないみたいです(笑)。桜と同じバラ科のアーモンド（↓）。花びらに切れ込みがあることと、桜のように花びら同士が重ならず、独立して見えるのが特徴かな？　白い花もあるそうです。

ということで、日曜日の桜めぐりは終了。

翌週の土曜日、これが最後の花見日和！ということで、朝10時集合で自転車を駆って出かけました！！

まず目指したのは多摩川沿いの桜並木です（↓）。ちょっと歩道は狭いのですが、散策に向いた遊歩道が設けられています（↓）。続いて、飛田給の味の素スタジアム方面へ。ここは初めて訪れたのですが、すごい量の桜が咲き乱れていました（↓）。

この日はバスケットか何かの試合が行われていたようですが、それでも人出がそこまでではなくて、桜見放題！　都内の桜の名所では味わえないほど伸び伸びと見ることができました。ここから調布の飛行場方面に向かったのですが、とにかく道という道が桜で埋まっていて（↓）、すごいエリアでした。調布飛行場では、Sさんに教えていただいて飛行場内のプロペラカフェへ（↓）。関係者以外立ち入り禁止区域を通るので、入場の際に記名が必要です。