2025年桜めぐり その2
それでは、神代植物公園の桜をご紹介しましょう。
この時期、深大寺の手水(↓)は華やか! 椿と翡翠カズラが浮かべられています。地上に星がちりばめられたようなハナニラ(↓)。スプリングスターフラワーという、まんまな別名もあります。
さて、園内の桜コーナーに進むと、いきなりこんな天国のような光景が!(↓)
ソメイヨシノが咲き揃うのも美しいですが、色や姿が異なる桜が咲き競うこの風景もたまりません。八重紅枝垂が美しい!!(↓)
もうこの辺からは品種名とか確認せずに、ただただ「美しい……」とつぶやいていました。
いや~、夢の中にいるような、美しい景色でした。いつまでも眺めていたかったですね~。
我に返ったところで、品種名をご紹介。衣通姫(そとおりひめ)(↓)。『古事記』や『日本書紀』に登場する、美しさが衣を通して輝くほどの美女の名に由来しています。ソメイヨシノとオオシマザクラの交配種だそうです。こちらはオオシマザクラの栽培品種、嵐山(↓)。もとは荒川堤で栽培されていたそうです。葉の色が赤っぽいですね。
八重咲きの早晩山(いつかやま)(↓)。開花終期になると、花弁の中央に紅紫色の線が入るそうです。
いや~、桜の美をたっぷりと堪能できました。また来年も来るぞ~!!
これで今年の桜は見納めかな~と思っていたら、コロナでずっと中断していた野川の夜桜ライトアップが再開されるというニュースが飛び込んできました! 2019年以来ですよ!!
ボランティアに支えられているイベントなので、正直、もう再開はないんじゃないかと思っていたので、感謝感激です。
映画の街、調布にふさわしく、映画撮影用の照明で照らし出された桜はそんじょそこらのライトアップとは段違いの美しさ(↓)。今年は赤系の照明も使われていました(↓)。これもまた美しい!
幽玄さえ感じさせる、鬼気迫る美ですね。もともと夜桜には凄みがありますが、それが照明によってさらに強調されています。遠景だとこんな感じになります(↓)。
桜の下に入るとこんな感じ(↓)で、対岸の桜も美しく見えます。
映画のワンシーンのような、鮮やかなコントラスト(↓)。
本当に素晴らしいのですが、年々人出が増えていまして、見学している間中、ラッシュ時の山手線の中を歩いているような状態です(↓)。来年いらっしゃる方は、覚悟してくださいね!
最後は名残りの葉桜の風景を(↓)。桜吹雪を期待して車で走ったのですが、あいにく風がなくて花びらはほとんど見られませんでした。
今年はたっぷりと桜を楽しむことができてうれしかったです。来年も素晴らしい光景が見られますように!!