『キンキーブーツ』見てきました!(ネタバレなし)

話題の舞台、『キンキーブーツ』を見てきました!ブロードウェイミュージカルって、いったいいつぶりだっけ???
(確認したら、去年も見てました……ちっ(怒った顔)

ストーリー(公式HPより)
イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の次期社長として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。
工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(城田優)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。

いや~、いい舞台だった!!
今日性もあって、見てよかったと思える内容です。
何より、こんなに泣けると思わなかったよ~!!
宣伝では華やかなシーンがフィーチャーされていますが、その間に挟まれるしんみりしたシーンがすごくいい!
とても感動できる物語でした。

今回は珍しく開演前の舞台の写真撮影が許可されていたので、1枚ご紹介。これが、チャーリーが継ぐことになっている靴工場の外観です。
この中と外でさまざまなドラマが描かれます。
アメリカのミュージカルらしく、工場のベルトコンベアを使ったダンスや、セットの上下を巧みに使った場面転換など、楽しませてくれます。
何より小池徹平くん、こんなにすごいミュージカル俳優だったのね?!
歌もセリフもとても美しくクリアで、もちろん演技力もバッチリ。
あちこちの舞台に引っ張りだこな理由がよくわかりました。

そして、城田優くん
素晴らしかった。ぴかぴか(新しい)
歌が抜群にうまいし、ストレートプレイの部分の間の取り方、演技の緩急が見事で、あっという間にローラの大ファンになってしまいました。
小池くんとの身長差がえげつないのですが(笑)、それもまた見どころ!
場を支配するドラァグクイーンを見事に演じる一方で、ナイーブで傷つきやすい内面の表現がまた素晴らしい!!
泣いた~!!

あ、二幕はこんな(↓)華やかなカーテン前から始まります。惜しいな~と思ったのは、ミュージカルナンバーの中にかなり英語が残っていること。
城田くんは英語の発音がとてもいいので、「あ、ここは英語なのね」とわかる(理解できるとは言ってない<笑>)のですが、小池くんはカタカナ調なので「え? 日本語? 英語? 何て言ってるの?」と悩まされてしまいます。
できれば全部日本語にしてほしかったなあ~。
あとはこの(↑)カーテン前でしゃべるイタリア語がでたらめ過ぎて頭を抱えました。
お願い、ちゃんとイタリア語の抑揚と発音を習ってから演じて~!あせあせ(飛び散る汗)

↓ロビーにあった大きなパネル。初演でローラを演じた春馬くんが亡くなったため、演目自体も封じられた形になっていましたが、演劇でもミュージカルでも、名作は多くの人によって演じ継がれるもの。
今回は城田くんでしたが、さらにほかの俳優さんへとローラ役がバトンタッチされ、新しい演出や台詞を加えたり削ったりしながら、作品は何度も何度も上演されていくのだと思います。
さまざまなプレッシャーがあったと思いますが、城田くん、素晴らしいローラを演じてくれてありがとう!
千穐楽まで無事に公演が行われるようにお祈りしています!

以下、コメントお礼です(savaさん)。

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savaさん
お知らせしなかったのに、見に来てくださってありがとうございます!
そう、今回はちょうど夕霧が美しく咲いているタイミングだったのです。
ただでさえ「鎌倉絵」で忙しいのに、お仕事の方も大変そうで、無理しないでくださいね。
美しい絵も、ネタ絵も、どちらもsavaさんの魅力爆発でいつも楽しませていただいています。
まずはご自愛を!
そして、そのうち一緒に遊んでください!