今年の漢字2023年

毎年恒例の清水寺で発表される今年の漢字、下馬評では大谷翔平くん「翔」とタイガース優勝の「虎」の一騎打ちなどと言われていましたが、とんでもないです、庶民の生活はめちゃくちゃ苦しいのです。
ということで、こうなりました。

ぐうの音も出ないよ……。
ここ数年でも最も切実な漢字だったんじゃないでしょうか。
ちなみに、2位は「暑」、3位は「戦」、4位にやっと「虎」が来たそうです。
確かに、税金を搾り取られ、暑さに打ちのめされ、戦争に深い絶望を感じた1年でした。
カープは2位になってよかったけど……。
で、その前の5年間をざーっと振り返ってみると、去年はこれ。

ロシアがウクライナに攻め入った年でした。
まさかさらにひどい惨状がイスラエル・パレスチナ地区で繰り広げられることになろうとは。
2021年はこちら。

1年遅れの無観客東京オリンピックが行われた年でしたが、その後の逮捕者続出、利権まみれの印象で、「かね」としか読めませんね。
せめて万博はやめようよ。
オリンピックをやってよかったことなんて一つもなかったじゃないか~!!
2020年はこちら。

今となっては、一瞬なんのことかわかりませんが、コロナ禍が始まった年なんですね。
「密を避ける」が全員の口癖になっていました。
ちなみに私は今年の11月に2度目のコロナに罹患。
3日ほどで治ったのでコロナじゃなく風邪だと思っていたのですが、同居しているワクチン未接種の弟に思い切り感染しまして、彼は2週間以上寝込み、高熱・のどの激痛・味覚嗅覚消失とフルコースの症状を経験するはめになりました。
今までどんなに説得してもワクチン拒否していたのですが、「今度は打つ」とつぶやいていました……。
2019年は説明の必要もありませんが、こちら。

令和元年だもんね。
皆さん本当に素直に投票するのね~。
2018年はこちら。

この漢字、毎年選ばれてもいいのではないかと思うくらいですが、この年は北海道胆振東部地震が発生、強風で大きな被害をもたらした台風21号もありました(養生テープが売れまくったときですね)。
本当にいろいろなことがあった日々でした。
私が個人的に毎年選んでいる漢字は、2018年がこちら。

命にかかわる病気と闘ったので、まんまそれを漢字にしました。
あれからもう5年たったんだなあ。
2019年はこちら。

2018年の台風が強風だったのに対し、この年の台風は豪雨。
武蔵小杉のタワーマンション下部が水没したほどで、多摩川が氾濫一歩手前でした。
千曲川も氾濫して、長野新幹線が水に浸かったっけ……。
2020年と21年はコロナによる在宅を示すこちらの漢字。


始まったときは「終息まで3年はかかる」という専門家の言葉を冗談か何かのように感じたものです。
本当にかかりましたね。
2022年、昨年はこちら。

母を見送り、担当していた仕事がいったん終わり、いろいろなことに区切りがついた年でした。
決して後ろ向きなだけの意味ではなく、むしろ再スタートのつもりでした。
で、私の今年1年を示す漢字は何になったかというと……

朋輩とか同朋とかの「朋」ですね。
今年は年齢的に切りがよかったこともあって、たくさんの友人たちと再会したり、頻繁に会ってもらったり、助けてもらったり、支えてもらったりしました。
家族・親族はもちろん、つながりのあるすべての人のありがたさがとても身に染みた年だったので、この漢字を選びました。
近年では一番穏やかかな?
さて、来年はどんな漢字を選ぶのでしょう?
できれば前向きな、光を感じさせる字であってほしいです。

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