錦秋の調布近辺をお散歩

好天に恵まれた日曜日、ワクチン接種をした後に布多天神社に立ち寄りました。 調布では現在、名誉市民の水木しげるさんの命日、11月30日の「ゲゲゲ忌」イベントが行われていて、この神社の境内にはサンドアートが作られているのです。見事な作品ができていました!!中心に水木先生がいて、背景になっているぬりかべの上には一反もめんが顔を覗かせています。この天神社の奥の森に鬼太郎が住んでいるという設定があるため、こちらではゲゲゲ忌限定の御朱印をいただくことができます。ほかにもねずみ男バージョンと猫娘バージョン(こちらは下石原八幡神社の御朱印)があります。
現在の神社は深い森という感じはありませんが、緑豊かで爽やかです。神社横の道は、サザンカの花が彩っていていい感じ。この天神社の手前にある大正寺はさらにビジュアルが美しくて、まるで京都に来たような気分になれます。紅葉が見事です。静かな境内は散策に適しているので、この季節は特におススメかも。布多天神社で、「これから神代植物公園に行くよ~」とご近所のS女史にLINEをしたら、「一緒に行く~」とお返事をもらえたので、この後二人でバスに乗って神代に向かいました。
二人とも年間パスポートホルダーなのでホイホイ行っちゃいます(笑)。
すっかり花が少なくなったダリア園では、こちらの花(↓)を発見。プリンセス・マサコという名前だそうです。最近はご公務でお姿を拝見することが増えましたよね。
さて、バラ園に行く前に立ち寄ったのは大温室。
こちらにもいろいろな花があるのです。
紫色が鮮やかなバンダ・マハカ・アホングス(↓)。ミルタシア アズテック ‘エバーグレイド グリーン’(↓)。うおお、名前長い!!あせあせ(飛び散る汗)
ベゴニア室は相変わらず華やかな彩り。ここで見るまで、ベゴニアがこんなに大輪の花を咲かせることを知りませんでした。こちらは名前がまんまのフウリンブッソウゲ(↓)。こちらの名前も納得のウナズキヒメフヨウ(↓)。これで満開の状態だそうです。いろいろな色があります。そして、これ(↓)はとても珍しい白花だそうです。全体にティッシュで作ったっぽいですが(笑)。そして、今回大温室を訪れた最大の目的がこちら(↓)。ショクダイオオコンニャクです。右側に高く伸びているのが葉、左側からぬらっと出ているのが花だそうで、花と葉が同時に出ることは非常に珍しく、2017年にオーストラリアのアデレード植物園で同様の咲き方をした例があるくらいだそうです。
神代植物公園のツイッターで毎回報告が流れてくるので、実物を見たくなりました。
今後の成長が楽しみです。

ハイビスカスも珍しい種類が咲いていました。
包装紙を丸めたようなジョン・ヒンガートム(↓)。渋い色のアラン・スー(↓)。こちらは王道なトロピカルファイアー(↓)。サシが入った牛肉のような赤い珊瑚(↓)。S女史と私はこのタイプの「サシが入った花」がお気に入りで、チューリップでもバラでも椿でもこのタイプを見つけると大喜びしてしまいます(笑)。

さあ、バラ園です。バラフェスタはとっくの昔に終わりましたが、二番花、三番花が咲いているのでまだまだ見頃の花があります。日本のバラ、錦絵(↓)。こちらも日本のバラ、青龍(↓)。2004年の金賞・芳香賞を受賞した日本のバラ、夢香(↓)。
ここからはドイツの青バラ三連発。
ブルー・ムーン(↓)。ブルー・リバー(↓)。ブルー・バユー(↓)。ドイツ人は青バラ作るの大好きだなあ。
こちらはオランダのゴールデン・セプター(↓)。イギリスのバラ、バイオレット・カーソン(↓)。つぼみがたくさんあるので、まだこれから咲きますね。最後はフランスのバラ四連発です。
ほころんでよし、満開になってよしのマチルダ(↓)。優しい色合いのシルバ(↓)。シーズン中ずっと美しい姿を見せてくれるピース(↓)。ちょっとサシ入ってる? デスティニー(↓)。今秋は繰り返しバラ園を訪れることができてうれしかったです。
春が楽しみだな~揺れるハート
園内の広葉樹はきれいに色づいていて、中でもメタセコイア(↓)は見事でした。カエデ園(↓)ではさまざまな色の紅葉が美しさを競っています。壮観です。ツバキ・サザンカ園では、サザンカが咲いていました。こっちはツバキの白侘助(↓)。サシが入ったサザンカもありました!(↓)ツバキ・サザンカ園の横にはサルスベリ・ザクロ園があるのですが、ここのシマサルスベリが美しかったです(↓)。ちょうど夕陽が当たって、金色に輝いていました。う~ん、素晴らしい!
秋の穏やかな一日、思う存分花と紅葉を堪能することができました。S女史、お付き合いくださってありがとうございました!!

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