「TAMA☆ろくと 巡礼物語」スタンプラリーに参加してきました!
中原茂さんが声で参加されているこちら(↓)。
TAMAろくと「巡礼物語」北多摩TOKYOアニメスタンプラリー
小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の5つの市にデジタルスタンプを入手できるスポットがあり、ミッションを達成すると景品がもらえるというイベントなのですが、「TAMAろくと」なのに5市? と悩んでHPをチェックしたら、西東京市が旧田無市と旧保谷市だった時代の名残だそうです。
というか、西東京市ってその2市が合体してできたのか……。
今回は小平市を訪ねたのですが、ほかの4市も行ったことない~!
同じ多摩でありながら、こっちには来たことなかったです。
友さんにおつきあいいただいて、二人で西武新宿線の小平駅に降り立ちました。
西武新宿線も滅多に乗らないけれど、「西武ファンにならないと許さない」感じが満ち満ちた鉄道ですね~(笑)。
駅員さんの詰め所の窓にユニフォームが飾られていました!
さて、最初に向かったのは、駅のすぐそばのルネこだいら。
小平市民文化会館の入り口にQRコードがあって、それをスマホで読み込むとスタンプがゲットできます。
等身大パネルもないので、写真撮るの忘れました。
さあ、本日の本命、中原さんの待つ熊野宮へ!
大きな鳥居をくぐり、住宅街を通る参道を歩いて本殿へ。
参道に咲いていたメランポジウム(↓)がかわいかったです。
熊野宮はとても立派なお宮でした。
目立つのは、本殿の前の夫婦欅(↓)。
樹齢250年から300年の欅(けやき)で、夫婦円満の象徴とされているそうです。
ということで、こちらのキャラクターは榎 泰山・操のご夫婦。
このパネルのQRコードを読み込むと、中原茂さんと小林沙苗さんの声を聞くことができます。
この場所でしか聞けないと思っていたら、何と家でも聞くことができました!
やったー!
お二人に「一本榎も見るように」と言われたので、社殿の後ろに回り込むと立派な榎が立っていました。
もともとこの巨木のもとに建てられた祠が熊野宮の始まりだそうで、当時の榎は1700年代半ばに枯れ、現在の榎は樹齢100年ほどの三代目だそうです。
社殿の横には立派なお神輿(↓)が納められていました。
お祭りは9月にあったようです。
こちらのお宮は看板のイラストがかわいくて、猫っぽい白虎(↓)と
真ん丸な八咫烏(↓)に目を引かれました。
八咫烏はおみくじにもなっていて、引いちゃいましたよ~、もちろん!
左にいるのは「招き犬」。かわいさに負けてこちらもうちの子になってもらいました(笑)。
最大の目的を達成したので、のんびりした気分でご近所のもう一つのスポットに向かいます。
途中、十月桜が咲いていました。
次のスポットは小平ふるさと村。
ここに行くまでの間に、果樹園や畑、鎮守社などの間を抜けたので、「こんなにのどかな場所にわざわざ『ふるさと村』を作る必要があるの?」などと言いつつ訪ねたら、すごく素敵なところでした。
丸いポストのまち こだいらの看板。
小平は、都内の自治体の中で最も丸ポストが多いのだそうです。
そして、その背後にある旧小平小川郵便局舎(↓)が小平ふるさと村の入り口になっていました。
看板が光っちゃってますが、こちらのキャラは古村花ちゃん。
本渡楓さんが声を担当しています。
一番大きい建物は、こちら(↓)の旧神山家住宅主屋でした。
江戸中期に小金井にあった屋敷を解体移築したものだそうで、自然木の形をうまく生かして組んだ天井や床柱など、当時の人たちの工夫と技術の確かさに驚かされます。
ちょうど十三夜に当たる日だったので、こんなディスプレイ(↓)がされていました。
案山子の立つ畑の向こうには、開拓当初の復元住居(↓)が。
小平の小川家に残されていた古文書を基に、江戸初期にここが開拓された頃の住居を復元したそうです。
当たり前だけど中は暗くて、土間のみで、う~ん、ここで暮らすって大変だったろうな~と思いました。
まあ、私がタイムスリップしても、こんな立派な家は建てられないけど!!
そんなに広い敷地ではないのですが、水車小屋(↓)もあって、とても居心地のいい場所でした。
日曜日にはおうどんも食べられるようです。
もう一カ所回ってみようと向かったのが、ガス・ミュージアム。
庭園にハロウィンのディスプレイ(↓)があって、かわいかったです。
ユリも咲いていました。
こちらは、都市ガス事業の歴史と、暮らしとガスのかかわりを紹介する歴史博物館。
ガス灯館の中で、ガスが最初は照明として使われたこと、ガス灯の発展の歴史などを、実際に照明機器を点火しながら説明してくれます。
ちなみにこれ(↓)が、裸火状態のガス灯。魚の尾のように見えるので、魚尾火口と呼ばれたそうです。
蝋燭や行灯より安定しているとはいえ、ユラユラしていると灯りとしては使いにくいため、次に発明されたのがガスマントル。
仕組みはWikiとかを参照していただくとして(笑)、ここでは点灯体験(↓)をさせてもらえます。
さらに、花ガスと呼ばれるネオンサインのガス版みたいな器具もありました(↓)。
きれいなんだけど熱い! まあ、ガスだから当たり前なのですが。
この後、電球の台頭でガスの用途は照明から暖房や調理へと変わっていきます。
お隣りのくらし館には、さまざまなガス器具が展示されています。
私がちょっと欲しいな、と思ったのはこちら(↓)。
カニ型のストーブ!
そして、四枚いっぺんに焼けるトースター!(↓)
ね、楽しいでしょ?
そして、ガスをどうやって作るかを、遅まきながら初めて知ったのでした。
石炭から取り出していたのね~!!
あああ、忘れていましたが、このくらし館にキャラクターのパネルがあります。
マジシャンキャラの音絵レナトくんの声を、杉山里穂さんが演じています。
友さんも私も博物館に夢中になっちゃう人間なので、肝心のキャラの写真撮ってなかった!
失礼しました!!
ミュージアムの庭では、国内外で実際に使われていたガス灯を見ることができます。
先日エリザベス女王の国葬が行われた、ウエストミンスター寺院前のガス灯もありました。
こちら(↓)は横浜のガス灯。これだけが、裸火を用いています(ほかはガスマントル)。
うん、今日一日でガスに詳しくなった!
ということで、中原さん目当てで参加したイベントですが、各スポットがとても面白くて、楽しむことができました。
4カ所回って1万3000歩超えたので、バスやレンタサイクル等を使わないとこれ以上回るのは難しいかな。
チャンスがあれば、ほかの場所も訪れてみたいです。
初めての小平、満喫できました! マンホールもかわいかった!(↓)
最後に駅前の永田珈琲店でお茶をしましたが、ここのプリンが絶品でした!!
うれし懐かし昭和の固いプリン!
おいしい!!!
小平に行かれたら、ぜひぜひご賞味ください!!