5月のバラフェスタ(その1)

今年はすべての花の開花が早くて、バラも例年より1週間以上早く見頃を迎えました。
神代植物公園バラフェスタは、毎年5月後半から6月前半にかけて行われていたのですが、コロナで中断しているうちに温暖化が一層進んだのか、今年は5月中に終了するスケジュールとなっています。
ということで、いつもより早めに足を運びました。

まずはバラと一緒に見ごろを迎える芍薬園。
玉芙蓉(↓)。すみません、この子だけは牡丹です。ポーラフェイ(↓)。名札が写っていなかったので違うかも?スカーレット・オハラ(↓)。名札は菅平だったのですが、多分こっちかな~面影(↓)。この子は毎年おなじみなので正しいはずです。大椿(↓)。命名時に別の花の名前を付けがちですよね。気持ちはわかる。明月(↓)。名前の通り、輝いていました。
さてバラ園のほうは、いつもより早く来たので咲き始めの花にたくさん出合うことができました。
まずは国際ばらコンクール花壇の、デビューを待つまだ名前のないバラからご紹介します。
形が素晴らしく美しかった紫のバラ(↓)。サーモンピンクのひそやかな佇まい(↓)。鮮やかな赤バラ(↓)。花弁の縁のピンクが夕霧に似ています(↓)。優雅な「ザ・薔薇」ですね(↓)。深みのある赤(↓)。こういうかわいらしいバラもいい揺れるハート(↓)。清楚なクリーム色(↓)。こういうバラたちにどんな名前が付くのか、楽しみです。

さて、ではバラ園の花壇に進みましょう。
1966年フランス生まれのカナスタ(↓)。1996年フランス生まれのアベイ・ド・クリュニー(↓)。この花は早めに盛りを迎えるので、咲き始めを見られることは珍しいのです。盛りには見事な大輪を咲かせます(↓)。1981年フランス生まれのプリンセス・ドゥ・モナコ(↓)。そして、この植物公園の女王さま、クイーン・オブ・神代(↓)。これもなかなか盛りのときに見ることができなかったので、見事な大輪が鑑賞できてうれしかったです。2014年日本生まれ。1974年フランス生まれのシャルル・ド・ゴール(↓)。こちらもこんなにみずみずしい咲き始めの姿を見られることはめったにありません。1978年日本生まれの栄光(↓)。赤と黄色のコントラストが素晴らしいです。花壇でひと際輝いていました。1981年日本生まれの錦絵(↓)。言葉を失う美しさ。1977年アメリカ生まれのダブル・ディライト(↓)。姿良し、香り良しの2つの喜びを与えてくれる名花です。本日のレポの最後は、私とS女史お気に入りの2008年イギリス生まれのバラ、エメラルド・アイルです(↓)。アプリコットに絶妙に溶け込んだ緑色が美しい!こちらの花も盛りを過ぎるとすぐに花びらに斑が入ってしまうので、早めに見られてうれしかったです!長くなってきたので、本日はここまで!!

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