5月のバラフェスタ(その2)
続き行きます! その3で終わりますよ~。
何の工夫もなく、ただただバラを紹介し続けます!(断言)
だってもう、バラはバラというだけで美しい至高の存在ですから、うっとりと眺めることしかできないではないですか!
1983年ドイツ生まれのロザンナ(↓)。まさにバラ色だからこその命名。 1950年オランダ生まれのゴールデン・セプター(↓)。セプターは王笏の意なので、「黄金の王笏」という意味になります。1988年アメリカ生まれのホワイトマジック(↓)。アイボリー色と丸い花弁が柔らかいイメージです。1970年アメリカ生まれのイエロー・ジャイアント(↓)。名前通りの大輪。1962年アメリカ生まれのサマー・サンシャイン(↓)。地上の太陽です。1986年アメリカ生まれのサマー・ドリーム(↓)。夢の分、色合いが甘やかに。1958年アメリカ生まれのグリーン・ファイヤー(↓)。かわいらしい小ぶりなバラです。1964年ドイツ生まれのブルー・ムーン。この花は盛りが早いので、こんなにきれいに咲いているのはなかなか見られません。1965年フランス生まれのマリア・カラス(↓)。20世紀最高のソプラノ歌手と言われた歌姫にちなんでいます。1951年アメリカ生まれのヘレン・トローベル(↓)。こちらはアメリカのオペラ歌手の名前。1961年ドイツ生まれのイザベル・デ・オルティツ(↓)。スペインの造園家ラモン・オルティツ・フェレの家族の名前にちなんでいるそうです。1999年アメリカ生まれのエレガント・レディ(↓)。元の名はダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズで、ダイアナ妃に捧げられたバラです。1980年ドイツ生まれのモナ・リザ(↓)。神秘的な色合いが個人的には『遙か4』の風早のイメージ。1966年アメリカ生まれのシモン・ボリバー(↓)。ラテンアメリカの解放運動家の名前が付けられています。迫力がすごい。1981年フランス生まれのカトリーヌ・ドゥヌーブ(↓)。言わずと知れたあの大女優の名ですね。1963年フランス生まれのパパ・メイアン(↓)。1850年創立のフランスの園芸育種会社メイアン社の代表的な黒バラです。1945年フランス生まれのピース(↓)。元の名前はマダム・アントワーヌ・メイアンで、やはりメイアン社の作出。1951年フランス生まれのコンフィダンス(↓)。こちらもメイアン社の作出。そして、1964年フランス生まれのシルバ(↓)。上記のピースとコンフィダンスの交配種なのだそうです。なるほど。1981年フランス生まれのローラ’81(↓)。こちらもメイアン社のバラ。朱色が鮮やか。1987年フランス生まれのマチルダ(↓)。メイアン社のバラの中で私が一番好きな品種です。少女漫画の世界を具現化したような夢々しさ。咲き始めも満開もそれぞれに美しいところがたまらない!!1966年フランス生まれのマジョレット(↓)。これもメイアン社。1965年フランス生まれのチャールストン(↓)。メイアン社。黄色い花びらが徐々に赤くなっていきます。1990年フランス生まれのアンソニー・メイアン(↓)。メイアン社のバラには一族の名前が付けられているものが多いんですよね。1979年アメリカ生まれのチェリッシュ(↓)。「大切にする、愛おしむ」という意味の名前です。1956年アメリカ生まれのファンファーレ(↓)。神代植物公園創立時にロサンゼルス市から寄贈されたバラの一種です。1963年ベルギー生まれのパスカリ(↓)。復活祭という意味の名前を持つ、とにかく姿が美しいバラです。同じく1963年生まれのアメリカのバラ、サラトガ(↓)。アメリカ独立戦争の戦場の名だそうです。1970年日本生まれのかがやき(↓)。ミスター・ローズ、鈴木省三さんの作出です。1990年日本生まれの銀嶺(↓)。こちらも鈴木さん作出。1997年日本生まれの銀世界(↓)。鈴木さんが所長を務めた京成バラ園作出です。かなりの枚数になってしまったので、最後に鈴木さんの傑作をアップして本日の〆とします!
1987年日本生まれの夕霧(↓)。西洋のバラよりも色が薄く上品な配色ですね。もちろん今春も、savaさんに捧げます!