3~4月のエンタメをまとめて
週末に遊びすぎてブログを書く時間を取れず、気づけば5月半ば~
自分の備忘録として、この間に見た映画と舞台の感想をサクッとまとめてみます。
シンプルすぎてすみません!
BLUE GIANT
さくやさんが絶賛していたので、前知識ゼロで行ってきました。
原作は人気漫画で、すでにかなりの巻数が出ているため、映画では主人公の高校時代をカット、上京するところから描いています。
この辺が原作ファンからはかなり非難されているようですが、初見の人間にはそこまで気にならず。
話の展開がとてもわかりやすくて、最後まで引き込まれて見ました。
演奏のCGも結構ダメだしされていましたが、演奏シーン全体の表現が素晴らしくて、これって実写では絶対に再現できないな~と素直に感動。
なので、原作ファンよりも初見の人が楽しめる映画なのかも?
声を当てている3人の若手俳優さんたちもとてもうまかったです。
この世代はアニメ的な発声にも慣れているのかな。
個人的にはとってもおススメ。
スクリーンサイズで見る価値大アリです!
シン・仮面ライダー
初代仮面ライダーの序盤のトーンに近い映画でした。
石ノ森さんの作品は、そもそも主人公がかなりいろいろなものを背負っていて暗めなんですよね。
主人公の孤独や戦闘の生々しさ(結局肉弾戦ですから)、怪人(オーグメント)の不気味さなどは原作の雰囲気をよく表していると思います。
ただ、シン・ゴジラ>シン・ウルトラマン>シン・仮面ライダーと、登場人物がどんどん減っていって、台詞も減り、沈黙の時間が増えたのがちょっと寂しいかな~。
いや、そういう作品だと言うのはわかっているんですが、シン・ゴジラのすさまじいテンポと圧倒的な集団劇が楽しかったので。
テレビ・シリーズの時から仮面ライダー二号が好きだったので、一文字隼人くんに再会できたのはうれしかったです。
わたしの幸せな結婚
『シン・仮面ライダー』のすぐ後に見ました!(一度映画館に行ったらまとめて見る派)
原作のコミカライズを愛読しているので、「え、このキャスティングで大丈夫?」と思っていたのですが、今田美桜ちゃんはかなり捨て身の地味・やつれメイクでキャラに寄せていました。
目黒蓮くんはどうしても人の良さが出ちゃうので、原作ほど冷たい印象は受けなかったですが、とにかく顔面がいい! 背が高い! 許す!!
そして、個人的な収穫は鶴木新役の渡邊圭祐くんですね!
監督の塚原さんが手がけた『MIU404』で、とても印象的なYouTuber、特派員RECを演じていましたが、今回も魅力爆発させています。
続編もありそうな終わり方だったので、皆さんぜひ続投でお願いします!
とにかく顔面偏差値が高い映画です!(笑)
刀剣乱舞~黎明~
刀剣男子がたくさん出てくるし、彼らが現代の渋谷に集う脚本は、ファンサービスてんこ盛りだったのですが、どうしても前作の歴史とがっぷり四つで取り組んだ展開が忘れられず、物足りなさを感じてしまいました。
前作は信長や秀吉の性格もしっかり描き込まれていて、見ごたえがあったんですよね。
今作はせっかく源頼光や酒呑童子を出しているのに、そっちはほとんど描かないで現代の話になっちゃうのがもったいなかったです。
三日月宗近の性格も何か軽かったなあ。
次作があるなら、ぜひまた小林靖子さんに脚本を担当していただきたいです!
ヒトラーのための虐殺会議
こちらはガラッと毛色の違うドイツ映画。
ドイツではスペシャルドラマとしてテレビで放映されたそうです。
1942年に「ユダヤ人問題の最終的解決」について話し合われたヴァンゼー会議。
政府や軍の要人たちが、ヨーロッパにいる1100万人のユダヤ人をどう効率的に抹殺するかを議論したのですが、この議事録が一部だけ奇跡的に発見され、忠実にドラマ化されました。
……とても恐ろしい内容です。
出席者の誰一人として「人間としてのユダヤ人」を思いやる発言をしない。
もちろん、議事録に残るような形で発言すれば粛清対象になるので注意していたのでしょうが、何ともやりきれません。
こういう会議が今もロシアで行われているんだろうか、と考えずにはいられませんでした。
名探偵コナン 黒鉄の魚影
前作に続いて、いきなり4DXで見てしまいました。
いや~、クライマックスは揺れたし濡れたし、盛り上がりました~!
コナンシリーズを映画館で見たのは『ゼロの執行人』が初めてだったのですが、今回は監督・脚本がこの時と同じコンビ。
展開の緻密さや、人気キャラを多数登場させつつそれぞれにちゃんと見せ場を与える手腕に感動しました。
風見さんも出してくれてありがとう!!
個人的に印象に残ったのは女性キャラたちでした。
蘭ちゃんの強さ、キールの頑張り、そしてベルモットのおいしいとこ取り!(笑)
もちろん中心となる哀ちゃんとコナンくんのストーリーも素晴らしいのですが、今回はピンガとか、ウオッカとか、魅力的だったなあ。
安室さん・赤井さんが、出番は少ないのにいいところを持っていくのもとっても良かったです!
思い返してみても、1本の映画の中にすごい数のエピソードが積み上げられているんですよね。
ついに100億を超えたのも納得! の1本でした!!
ミュージカル薄桜鬼 山南敬助編
告知が出た瞬間に「絶対に見に行く!」と誓った演目でした。
全乙女ゲームプレーヤーの夢、マルチエンディングの推しキャラルートを舞台で見られる!!
しかも、輝馬さんという最高のキャスティングで!!
期待しかない中での観劇でしたが、期待以上!!!
メインのストーリーはきちんと描きつつ、山南さんと千鶴ちゃんの恋愛が進み、周囲の人たちも二人を見守ってくれるという最高の展開でした~!!!
こ、これぞ推しルートの醍醐味!!
もう~、『遙か』でもこれをやってくれよ~!!
いくらでもお金出すからさ~!!!(そんなにないけど)
山南さんはずっと敬語で、眼鏡で、穏やかで、でも情熱的で、も~好みのど真ん中でたまらなかったです。
もちろんBlu-ray予約したよ!!
だって予約特典がこの写真ですよ!!き、きれいすぎる!!!!
到着がめっちゃ楽しみです!!!
遙かなる時空の中で3 再縁
2018年に初演し、コロナによる中止を経てようやく再演された『遙か3』の舞台。
今回は『再縁』と『十六夜記』を交互に上演するというかなりハードな公演となっていましたが、私は八葉の出番が多い(笑)『再縁』のほうに行ってきました。
初演時からどのくらい変更があったかわかりませんが、『十六夜記』初演に比べると天地白虎の飛び道具使用場面が多くてほっとしました。
『十六夜記』では、弓や銃を持っているのに接近戦で殴っている場面が多かったですからね~
キャストは初演から大幅に変更されて、同じなのは譲くん、朔ちゃん、知盛だけかな?
そして、やはり知盛の存在感が圧倒的でした。
すごすぎるわ~!
めちゃくちゃ渋くて素敵だったのに、カーテンコール後にコメント振られたらただの誠治郎くんだったのにも笑いました。
「俺、15年前にランニング着て『遙か』に出てたんですよ!」
知ってる知ってる。見てた見てた。
あの時は高校生役だったのに、大人になったね~!
『遙か4』は日向の一族のせいで舞台化が見送られているのかもしれませんが、上演するときにはぜひ! 誠治郎くんのサザキ、ねもっちゃんのカリガネでお願いします!
ねもっちゃんの忍人さんも見たかったけど、さすがに21歳役はつらい?
私的には全然問題ないですが!!!!