高幡不動のあじさい祭り
さて、7月に入ったところでやっと6月に行った高幡不動のあじさい祭りのレポがアップできるという時差が…。
すみません。
ばらの季節の後は、あじさいの季節ですよね。
が、その前に神代植物公園で見られるのがこちらです。花菖蒲!
分園の水生植物園のほうで見ることができるのです。が、このくらい(↓)までしかそばには寄れないのが残念なところ。そこで深大寺さんの山門前に鉢で飾ってくれたり(↓)植物園の中に展示コーナーを作ってくださったりしています。(↓)こちらは夕霧という品種。savaさん、見てる~?(↓)こちらはシンプルなたたずまいのノハナショウブ。みずみずしくて、とても美しかったです。
もちろん、神代植物公園の中にもあじさいがたくさん咲いています。
品種はメモしていなかったので、写真だけご紹介。
高幡不動のほうはヤマアジサイ中心なので、こちらでは園芸種のあじさいをお楽しみください。あじさいは毎年のように新しい品種が登場するので、ニューフェイスを見るのがとても楽しみです。
さて、神代植物公園から高幡不動尊へ移動します。
あじさい祭りの時期は、普段は入れないお茶室豊泉寮でお点前をいただくことができます。表千家と裏千家が交代で担当されているのですが、この日は昨年と同じ表千家の方がおもてなしくださいました。
(↓)棗の象嵌細工は花菖蒲の模様。茶杓はべっ甲製でした。(↓)こちらは香合。葵の御紋付きですが、なんと日光東照宮の修復時に取り替えられた建材から作ったのだそうです。今年の大河ドラマにちなんでお持ちくださったそうですが、ははは、私はとっくに脱落しております
それでは高幡不動尊の山に入ってあじさいを愛でましょう。
山の中には合計八十八の石仏(お地蔵さまだと思っていたら、全部弘法大師像なのだそうです)が置かれていて、コンパクトな「四国八十八ヶ所巡り」ができるようになっています(↓)。各石仏が四国のどのお寺に対応するか、ちゃんと表示されているんですよ(↓)。「あじさい祭り」の期間中は、いくつかの石仏のところにクイズが用意されていて、解答しながら進むことができます。
社務所に提出すると、抽選でプレゼントが当たるのです(まだ当たったことがないですが)。
(↓)ダルマノリウツギ。ノリウツギはあじさいの一種です。(↓)ヤマアジサイ日向紺青。(↓)アメリカのあじさい、ラディアータ。(↓)ヤマアジサイ紅てまり。白い花は徐々に赤みを帯びます(↓)。(↓)ヤマアジサイシチダンカ。シーボルトが『日本植物誌』で紹介した華やかな品種です。(↓)ヤマアジサイ虹。ピンク色と紫色の混色が美しいです。(↓)クロヒメアジサイ。高幡不動では一番たくさん目にすることができるヤマアジサイです。(↓)ヤマアジサイ伊予の薄墨。開花後徐々に黒みがかった色になるそうです。(↓)トカラの空。トカラ列島産のアジサイとヤマアジサイの交雑種なのだそうです。(↓)桃花ヤマアジサイ。桃色になる品種です。(↓)ヤマアジサイ木曽変化。まるい花びらがかわいいですね。(↓)ヤマアジサイ紅(くれない)。真っ白な花が徐々に色づき、最終的にここまで紅くなります。(↓)ヤマアジサイ瀬戸の鶴姫。戦国BASARAで、毛利元就さんといっしょに出てきたお姫様ですね。(↓)カシワバアジサイ。八重のほうがメジャーですが、一重も清楚な美しさ。と、ここまで名前付きでお花を紹介してきましたが、神代植物公園ほど名札と花の位置がしっかり固定されていないため、間違っているものも多いと思います。
ということで、以下は名前が不明だけど美しかったあじさいたちです。美しいですね~。
来年はもっとちゃんと名前を調べるようにします。
この日は神代植物公園めぐりと高幡不動尊の山歩きをしたので、2万7000歩以上歩いていました!