京成バラ園春バラレポ(その5)
さあ、京成バラ園春バラレポもついに最終回です!
数多くの新種のバラを生み出したミスターローズ、鈴木省三さんが研究所の所長を務めた京成バラ園芸。
当然こちらには日本で生まれたバラがたくさんあります。
(↓)プリュム。河本バラ園作出。フランス語の「羽」を表す名前が付けられています。これも名札撮り忘れたので、間違っていたらすみません~!!(↓)快挙。京成バラ園作出。2010年にローマバラ国際コンクールのハイブリットティーローズ(HT)部門で金賞を受賞したそうで、名前はそこから来ているのかな。(↓)熱情。京成バラ園作出。赤バラの花言葉そのままの名前ですね。見事なバラです。(↓)黒蝶(くろちょう)。京成バラ園作出。黒バラ~!!! JRC 国際ばら新品種コンクールで入賞した品種だそうなので、神代植物公園の国際ばらコンクール花壇出身なんですね。(↓)フォルツァ!。京成バラ園作出。イタリア語の「がんばれ!」という意味の名前です。コロナ禍の2021年に作出されているので、名前に込められた気持ちが伝わってきます。(↓)恋心。京成バラ園作出。1992年に鈴木省三さんが作出した華やかなローズピンク(写真だと朱色っぽいですが)のバラです。(↓)桜衣(さくらごろも)。京成バラ園作出。たくさんの花が株を覆いつくし、桜色の衣を身にまとったように見えることから名付けられたそうです。(↓)真珠貝。京成バラ園作出。真珠のようなアイボリーカラーをうっすらと載せた白バラです。(↓)きらり。京成バラ園作出。クリーム色に赤色や白色が不規則にのる絞り咲きが特徴的です。椿に似た印象。(↓)令の風。京成バラ園作出。令和の新しい時代の象徴として、2020年に作出されたバラです。(↓)花音(かのん)。京成バラ園作出。この子も国際ばら新品種コンクール出身らしいので、神代植物公園で会ったことがあるはず!(↓)結愛(ゆあ)。京成バラ園作出。トラッドなバラ! という色と形ですね。尖った花弁で、花の中心部が高くなっているこういう咲き方を剣弁高芯咲きと呼ぶそうです。(↓)薫乃(かおるの)。京成バラ園作出。芳ばしい薫りとその花姿の美しさから名付けられたそうです。バラ園のショップには、このバラの香りのクリームやオードトワレが置かれていました。(↓)杏奈(あんな)。京成バラ園作出。花のアプリコット色から付けられた名前ですね。(↓)感謝。京成バラ園作出。京成電鉄の創立100周年を記念して、2009年に作出されたバラです。納得の名前。(↓)浪漫(ろまん)。京成バラ園作出。花の色が美しいですね! レンガをイメージしているそうで、大正ロマンから名付けられました。(↓)しのぶれど。京成バラ園作出。百人一首に選ばれた平兼盛の歌「しのぶれど 色に出でにけり 我が恋は 物や思ふと 人の問ふまで」にちなんだ名前です。薄紫色が忍ぶ恋を思わせます。(↓)万葉。京成バラ園作出。万葉の時代をイメージした花とのことですが、どの辺が? 美しいですけどね。(↓)シトロナード。京成バラ園作出。フランス語で「レモネード」を意味するこのバラは、モナコ国際バラコンクールで入賞したそうです。(↓)かれん。京成バラ園作出。薄いピンクやコーラルピンクの花が一面に咲き揃う華やかな品種です。さて、この長~いレポートの最後を飾るのは、(↓)クー・ドゥ・クール。京成バラ園作出。フランス語で「一目ぼれ」を意味するそうです。確かに、目を奪われる印象的な花ですね。もちろん、ほかにもさまざまな品種があるのですが、たまたまきれいに咲いている花がなかったり、まだつぼみだったりしてご紹介ができませんでした。
とにかく春の京成バラ園は、とんでもなく多種のバラを鑑賞できるバラ好きのパラダイスです。
秋に連れてきてくれたSさんご夫妻が、今回は秋よりも咲いている品種が多いということで、早朝に迎えに来てくださいました。
とてもとても楽しかった!!
本当にありがとうございました!!
そして、神代植物公園にはない種類のバラについて、育種会社のHPや各国のバラ紹介サイトを訪ねたりして勉強することができて、大変でしたが面白かったです!
友達が一気に増えた感じ?
さて、次回は高幡不動尊の紫陽花をご紹介する予定です。
もう7月になっちゃったけどね!!