花梨「幸鷹さん、12月がお誕生日の人たちは、それぞれ保護者さんがついてきたみたいですよ」
幸鷹「保護者……ですか。私の養父はすでに亡くなっておりますので、養母ということになるのでしょうか」
花梨「宇治にいらっしゃるんですよね」
幸鷹「はい。しかし、すでに出家の身。むしろ私のほうが養母を守れるようになりたいと……」
?「遅れてすまないね、別当殿。私とて、呼んでいただければ参上しないこともないのだよ」
シャキーン!!
シュルッ!!
花梨「え?!」
頼忠「め、滅相もございませんっ!!」
翡翠「……だろうね」
幸鷹「年齢だけで決めないでください!」
泰継「…………」
花梨「あれ? どうしたんですか、泰継さん」
泰継「……問題ない……」
花梨「え? どうしてそんなにションボリ? 頼忠さんもそんなに落ち込まないで!
もう〜、とにかくみんな、落ち着いて〜!!」
花梨ちゃん、がんばれ!!
そういうことで
幸鷹さん、お誕生日おめでとうございます!!