2010/06/03、05
『メモリーズ5』2日目、4日目
2日目
根本正勝さん出演の『メモリーズ5』2日目公演を見てきました。
同じ劇場で見たあの悪夢のような公演(あえて名は秘す)とは天と地ほども違う素晴らしい舞台でした。
根本さんはもちろんですが、脚本と演出と役者がみんないいよ!
本当に同じ劇場か?(しつこい)
ストーリーは知らなければ知らないほど楽しめるので、千秋楽まで書きませんが、めちゃくちゃ笑って、ものすごく泣いた。
迷っている人は劇場にGO!!
日曜日までです。DVD絶対に買うぞ~!!
4日目
当日券を買って、また見ちゃったよ『メモリーズ5』。
端だけどなんと前から2列目。
堪能しました!!
用心のためノーメイクで行ってよかった。
終盤は壊れた蛇口のごとく涙が流れっぱなしでしたから。
今回の劇の成功のポイントは、やっぱり脚本と演出。
これまで何回も叫びましたが、
「踊れる人が踊って、歌える人が歌うべき」
というのを見事に実現させてくれました。
ゆえに根本くんは踊ってません(笑)。
学生演劇で演出やっていた身からすると、全部できる役者なんていないんだから、いかにそれぞれの「いいところ」を生かすかが演出の腕の見せ所でしょう。
今回も、演技がちょっと難しい人(笑)、ダンスはできなさそうな人、エトセトラな条件を見事に強みに変えて、絶妙な配役とシーンの振り分け。
根本くんはものすごくシリアスな役回りなのに、ちゃんと卓越したコメディアンな部分も生かしてもらえて、グッジョブ!と叫びたくなりました。
あと、斎藤ヤスカくんの演技力(今回は我慢役でした)、平山佳延くんの見事なオカマ演技、この人がいないとただのイケメン芝居になったかもしれないほど圧倒的な演技を見せた入山学さん!
すごいよ!!
そして本当にありがとう!!
ということで、DVDの予約はもちろんですが、気づくと明日のチケットも買ってました(笑)。
ぶっちゃけ、去年の『BARAGA-鬼ki』以来のいいお芝居でしたよ。
ここまで長かった……(頭をよぎる数々の芝居)。
根本くん、いいお芝居に出られてよかったね。
そして、千秋楽、がんばってください!!